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ドヴォルザーク


チェコのドヴォルザーク(1841-1904)といえば、数々の交響曲やロ短調のチェロ協奏曲が先ず挙げられるが、ヴァイオリン曲にも名曲を残していて、このソナチネなどは、人を郷愁に誘うようなどことなく懐かしさのあるメロディが魅力である。自分の愛娘オティリエと、愛息アントニンに捧げられたこの曲は、1893年に作曲されたものだが、この時、ドヴォルザークはアメリカに滞在中であった。それゆえに、ノスタルジックな風合いが、この曲ににじみ出ているのであろう。新世界交響曲ほどのスケールの大きさこそないが、どこを聴いても、故郷への想いがじんわり伝わってくる。とりわけ美しいのは第2楽章で、クライスラーが「インディアン・ラメント」という題名をつけてアンコール・ピースとして愛奏したという。切ない気持ちに浸れる、いい曲である。

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2007年12月26日 22:13に投稿されたエントリーのページです。

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